仕事を全力で行うために

どの程度眠れば満足できるは個人差がありますが、疲れが取れる程度の睡眠時間を毎日確保することは大切なことです。

誰でも一度ぐらいはお酒に飲まれてしまい、午前様に帰宅して二日酔いのまま出勤した経験をお持ちの方も多いでしょう。
その日は身体がだるくて一日中仕事も手につかず、ひたすら定時の帰宅の時刻になることを祈っているような一日になります。

気分転換のためのお酒の席が翌日まで疲れを引きずってしまい、その上仕事の能率は最悪になってしまうといった失敗は、若い時だけに留めておきましょう。
年齢を重ねれば社会的な地位も上になり、日常の行いも部下のお手本とならなければなりません。

そのため、酒の席に付き合うことがあっても終電までには帰り、翌日の仕事のためにしっかりと睡眠時間を確保することが大切です。
組織の上司が率先して行動すれば、部下もきちんとけじめのある行動をするようになるものです。

また、ベテランになると、体力的にも無理が効かなくなってきます。
ちょっとしたことでも、翌日に疲労を残すことになります。
これでは、仕事に非能率的でしょう。
ましてや指導しなければならない立場であるため、いつもしっかりと部下を見ていなければなりません。

健康面も、気になることの一つでしょう。
生活習慣病は、長い間の生活の不摂生が続くと血圧が高くなったり、糖尿病になったりする恐れもあります。
いくら仕事ができても、病気がちで肝心な時に病院通いでは、上司として失格です。
そのため、健康面のことも考え、睡眠時間をしっかりと取る必要があります。